2007年3月8日木曜日

PC でテレフォニー管理を一元化する「Avaya one-X Portal」

PC でテレフォニー管理を一元化する「Avaya one-X Portal」

Avaya は、2007年3月5日、米国フロリダ州で開催されている VoiceCon Spring 2007 において、Web ベースで通話履歴やボイスメッセージへのアクセスを実現するユニファイド コミュニケーション ソリューション「Avaya one-X Portal」を発表した。国内での提供は2007年6月の予定。
Avaya one-X Portal は、Avaya のテレフォニー、メッセージング、カンファレンス アプリケーションへのアクセスを可能にする Web ベースのインターフェイス。
コミュニケーション アプリケーションとディレクトリを単一 UI に統合しているため、ユーザーは、個別のアプリケーションをインストールすることなく、インターネットに接続された PC であれば、どんな PC からでも会社の電話の通話履歴、ボイスメッセージ、Web カンファレンスにアクセスできる。
Avaya one-X Portal では、通話履歴やリストにある氏名や番号をリックすることで通話を開始できる。画面上のディスプレイパネルを使用した電話会議の設定や、氏名のクリックによる電話会議への参加者追加も可能だ。
通常の電話機では保存件数なども耳で確認するしかないボイスメールを視覚的に確認できるので、ボイスメールの再生、録音、管理が容易となる。
Avaya Modular Messaging の Find Me/Follow Me/Hide Me などの設定することにより、ユーザーは都合に合わせて対応方法を選択できる。また、コンタクトを承諾するか拒否するかなどを選択することができる。
会社にかかってきた電話を、携帯電話に同時着信させることも可能。また、職場に行くことが困難な場合でも、標準の HTTP 接続による任意のコンピュータからサーバーにアクセスすることで Avaya one-X Portal を利用できる。