米朝、金融制裁問題で共通認識=マカオ資金の凍結解除発表へ-「6カ国」に好影響
中国の外交政策を統括する唐家セン国務委員は18日、自民党の中川秀直、公明党の北側一雄両幹事長と北京市内で会談した際、米国と北朝鮮がマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)をめぐる金融制裁問題に関して「双方受け入れ可能な共通認識」に達したことを明らかにした。 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)も記者団に対し、この問題で近く発表があると述べ、問題の決着を示唆した。BDAの北朝鮮資金の凍結解除が発表されるとみられる。19日の6カ国協議全体会合を前に、米朝が金融制裁問題で合意に至ったことは協議に好影響を与えそうだ。