2007年3月19日月曜日

<露旅客機>着陸に失敗し7人死亡、20人が負傷

<露旅客機>着陸に失敗し7人死亡、20人が負傷

タス通信などによると、ロシアの航空会社UTエアーのツポレフ(TU)134型旅客機(乗客乗員57人)が17日、ロシア南部サマラの空港で着陸に失敗し、7人が死亡、約20人が負傷した。着陸の際に脚部が作動せず、胴体着陸を強行したとの情報が伝えられたほか、濃霧の中で滑走路の手前に着地した可能性も出ている。 機体は下部を中心に破損したが、火災は発生しなかった。同機はシベリアのスルグトからサマラに向かっていた。 TU134型機は旧ソ連時代に普及した中型機。老朽化が進み事故が多発している。専門家は、後継機へ早期に交代すべきだと指摘している。