2007年3月14日水曜日

ヤフーの総利用時間が2000年からの6年間で25倍に――ネットレイティングス調べ

ヤフーの総利用時間が2000年からの6年間で25倍に――ネットレイティングス調べ

ネットレイティングスは12日、 2000年以降の国内 Web 利用行動の変化を分析する「データクロニクル 2006・ファクトシート」第4回目として、月間総利用時間の時系列推移を公表した。
ネットレイティングスのレポートによると、日本の全てのインターネットユーザーがネット視聴に費やした時間を合計した月間総利用時間は、2000年4月の5,884万時間から2006年4月には7億1,857時間にまで拡大している。これはインターネット人口が2000年の853万人から2006年には4.8倍の4,114万人に拡大したと共に、一人当たりの利用時間も6時間54分から17時間28分へと伸びているためだ。
ただ、月間利用者人口の伸び率は鈍化傾向にあり、2006年4月(4,113万9,000人)から2007年1月(4,461万9,000)の間では1.08倍増にとどまる。ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「この6年間でインターネット人口は急速に拡大したが、今後は緩やかな増加に転じると思う。一方、総利用時間はまだまだ成長の余地があり、今後も大きく拡大することが予想される」とコメントした。
月間総利用時間を個別の Web サイトごとにみると、Yahoo!JAPAN が6年間で約25倍に成長。同サイトの月間総利用時間は2000年4月の476万時間から2006年4月には1億1,685時間にまで拡大した。