2007年3月18日日曜日

BT、IP 電話移行期間に契約や利用明細を一元化できる「BT Onevoice」

BT、IP 電話移行期間に契約や利用明細を一元化できる「BT Onevoice」
BT Group は、2007年3月13日、従来の電話サービスから新型の IP 電話サービスへ移行する際に伴う技術的・財政的な問題を解決した新たな IP 電話サービス「BT Onevoice」の提供を開始したと発表した。
企業・団体が IP 電話のネットワークを構築する場合、IP 電話を全組織に採用するために、各拠点を一つずつ拡大していく方法と、特別に選択した拠点だけに採用する方法が存在する。
いずれの場合も既存の電話から IP 電話に換える移行時期が必要になり、その時期には既存の電話回線と IP 電話回線が同時に存在することになる。この際に重大な問題が発生する危険性があるが、「BT Onevoice」は、この問題を解決するように設計されている。
BT Onevoice では、サプライヤが1社に絞られるので、契約書や利用明細も一元化される。また、IP テレフォニーへの移行ペースを自在に調整できるので、既存のハードウェアが型遅れになるまで使用できる。
2007年後半に導入される予定の Onevoice Mobile Access では、BT の国際音声ネットワークを介して IDD(国際ダイレクト通話)とローミング通話が可能で、モバイルユーザーはコストを削減できる。