ソニックウォール、統合型メールセキュリティアプライアンスを3月末発売
インターネットセキュリティのソリューションの米国 SonicWALL は6日、メールセキュリティアプライアンスの最新版「SonicWALL Email Security 5.0」を日本国内で発売する、と発表した。3月末より同社販売代理店を通じて販売される。
SonicWALL Email Security は、中小企業および大企業向けのメールのセキュリティに特化したアプライアンス製品。アンチスパム、アンチフィッシング、コンテンツフィルタリング、ポリシー管理、コンプライアンス対策機能を提供する。
今回のバージョンでは、画像スパムをブロックする「イメージ・サムプリンティング」技術を搭載、SMART Network 経由でも画像スパムの評価データを提供できるようになった。
また、コンプライアンスの機能も強化された。特定のキーワードがメールの件名、添付ファイル、本文に含まれているかどうか参照する機能のほか、クレジットカードの番号など事前に登録された情報を検出する ID マッチング機能が追加された。
さらに、大量送信型の攻撃への対応を強化した。大量のメールを送信する IP アドレスからの接続を一旦保留、もしくはブロックする「DoS プロテクション機能」、実在しないアドレス宛に大量のメールを送信する接続に対して、接続を絞ったり制限する「QoS 機能」、IP アドレスごとに設定を変更できる「手動 IP ファイアウォール」などが追加された。