2007年3月25日日曜日

地銀14行でシステム共同開発へ

地銀14行でシステム共同開発へ

 横浜銀行と、ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀行(富山市)、北海道銀行(札幌市)の3行は23日、NTTデータが運営する「地銀共同センター」との間で、銀行のシステムの共同開発に関する基本契約を締結したと発表した。システム開発のコスト削減が狙い。同センターには京都銀行や四国銀行(高知市)など11行がすでに参加しており、計14行での共同開発が可能となる。金融商品の共同開発なども検討する。
 同センターは、銀行利用者の預入金や決済管理など業務処理を行うコンピューターシステムを運営。参加銀行は、04年の京都銀行をはじめ、準備中を含め11行に拡大してきた。新たに参加する3行は別途、システムの共同開発を進めてきたが、さらなるコスト削減が見込めるため同センターへの参加を決めた。