W41K・W41SA は電池、Sweets cute はアドレス帳不具合、ソフト改修へ
KDDI、沖縄セルラー電話は、2007年3月2日、au 携帯電話「W41K」と「W41SA」において、充電制御方法に問題があり、使用方法によっては、携帯電話の使用時間が短くなる、電池パックが膨らむなどの事象が発生するため、ソフトウェア改修を実施すると発表した。
該当2モデルの2月25日時点の稼働台数は、W41K が21万4,683台、W41SA が42万1,207台となっている。
無線ネットワークを利用したソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」により、改善済みソフトウェアへの更新が3月2日より実施される。
また、女児向け携帯電話「Sweets cute」においては、「かんたん機能設定」から、アドレス帳を2件以上連続して登録した場合、登録した相手からの通話の着信音、メール受信音が鳴らなくなるなどの不具合が発生している。こちらも、ソフトウェア改修で対応が行われる。
「Sweets cute」の2007年2月27日現在の稼働台数は3,165台。
具体的には、「かんたん機能設定」から、アドレス帳を2件以上連続して登録した場合、2件目以降に登録した相手との通信において、登録した相手からの通話の着信音、Eメール、Cメール受信音が鳴らないほか、「簡単留守メモ」が動作する設定をしている場合、登録した相手から着信すると、電話機の電源が再起動する。
ほかに、登録した相手からの着信時に、着信画像が表示されない、登録した相手からの着信時およびCメール受信時に、着信ランプが表示されない、Eメール受信時は、着信ランプ表示が点灯したままになるといった現象もある。
発生原因は、「かんたん機能設定」のソフトウェア不良により、通話着信、Eメール・Cメール受信に関する一部の機能が動作しないために発生したという。
こちらも「ケータイアップデート」により、改善済みソフトウェアへの更新が行われる。アップデートの提供は3月6日から。
いずれの件も、対象ユーザーには、後日個別に書面で案内が行われるほか、Web サイトでも案内される。