日本オラクル、小規模システム向け高可用性 DB の導入パッケージを販売
日本オラクルは2007年3月1日、小規模システム向けで低価格の「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition 導入パッケージ」(SE RAC 導入パッケージ)の販売を開始した。
現在、小規模の企業システムでも、 24時間連続運用とデータ信頼性確保のための高可用性が求められている。
一方、これまで小規模システムで DB サーバーの可用性を高める場合の選択肢として、投資対効果の低い Active/Standby 型のクラスタ構成や、高価なフォールトトレラントサーバーなどしかなく、十分な可用性を確保できない場合が多かった。
そこで同社ではハードウェアメーカー各社などとの協業による、「Oracle Real Application Clusters」を中小規模システム向けに低コストで導入できる SE RAC 導入パッケージを用意した。
SE RAC 導入パッケージには、「Oracle Database Standard Edition」ライセンスと「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition」(SE RAC)、推奨ハードウェア構成一式、 OS、導入サービスが含まれる。
価格は400万円台から。
協業パートナーは、大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン、デル、日本 IBM、日本 HP、日立。