2007年3月4日日曜日

ドイツのゲーム開発アジア子会社、ゲーム開発のための私設ファンドを設立

ドイツのゲーム開発アジア子会社、ゲーム開発のための私設ファンドを設立

ドイツのゲーム開発企業アジア子会社の 10TACLE STUDIOS Asia(10T Asia)は2007年3月2日、アジア地域での事業拡大活動計画を発表した。
発表の主な内容は、アジア市場におけるゲーム開発のための私設ファンド設立と、アジアゲームタイトルの国際化。
ファンド名は「Asian Games and Media Private Equity Fund」(AGMPEF)で、アジア初となるゲーム開発私設ファンド。 10T Asia は現在、AGMPEF 設立に向けて最終調整を行っている。
10T Asia はファンドの設立に向け、 2006年8月に香港の資産管理会社 Sinotime と提携、任天堂 Wii 向けインターナショナルタイトル1本、および携帯型ビデオゲームタイトル1本の開発に、総額900万米ドル以上の資金を調達した。
さらに、アジア向けのゲーム3タイトルが現在評価段階にあり、 10T Asia の戦略パートナーとの共同開発が予定されていることから、今後、アジアのゲーム業界が投資対象として注目を集めることが予想される。
10T Asia は、ドイツのハイエンドのコンピュータ/ビデオゲーム開発する独立系ゲーム企業、 10TACLE STUDIOS のアジア本社で、設立は2004年。
10TACLE STUDIOS 自体は2003年8月に設立され、 2006年にはドイツ証券取引所に上場している。