日本 LDAP ユーザ会、4月に発足
「日本 LDAP ユーザ会設立準備委員会」は2007年2月26日、 4月1日に「日本 LDAP ユーザ会」を設立する、と発表した。
正式発足まで設立準備委員会では運営スタッフの募集、 Web コンテンツの整備、メーリングリストの立ち上げなどの準備を行う。
発起人代表はオープンソース・ソリューション・テクノロジの小田切耕司氏。
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)は ITU-T 勧告の X.500 ディレクトリサービスをベースに開発されたもの。一般にはなじみのないものだったが、近年、個人情報保護法の浸透や日本版 SOX 法で、ユーザー認証の基盤として、中小企業や官公庁、大学の情報システムなどに普及し始めた。
また、オープンソースの OpenLDAP も普及し、 Linux や UNIX、Windows での利用も急増している。
商用 LDAP 製品には、「Sun Directory Server」「Novell eDirectory」がある。
日本 LDAP ユーザ会では、 LDAP に関する技術情報、製品情報などの交換、 LDAP 普及促進活動を行う。