新卒採用で主要30社、7割が前年並みか増やす計画
読売新聞社は24日、主要30社を対象に実施した2008年春の新卒採用計画に関するアンケート調査結果をまとめた。
07年春より採用を「増やす」と答えた企業は13社で、「前年並み」は9社となり、7割を超える企業が前年並みかそれ以上の採用を計画している。「減らす」とした企業は3社にとどまった。企業の積極的な採用姿勢がうかがえ、就職戦線が「超売り手市場」にあることを改めて示した。
アンケートによると、三井住友銀行は全体で、07年春より175人多い1600人の採用を計画しており、2001年4月の合併後では最高となる見込みだ。ソニーは事務系、技術系とも増やし、80人多い500人としており、テレビやデジタルカメラ、半導体など成長分野で競争力を高めるとしている。