暖冬で高速道も「大助かり」…除雪費用が4割減
東日本高速道路がまとめた降雪シーズン(昨年11月1日~今年2月20日)の道路状況によると、降雪による通行止めが、前年同期の5分の1にとどまっていることが分かった。
暖冬の影響で、車による外出が増える一方、除雪費用は激減しており、高速道路会社には「恵み」となりそうだ。
同シーズンの累積降雪量は、前年同期に26メートルと管内最高の降雪量を記録した関越道の土樽(湯沢町)が今年は5メートルにとどまるなど、記録的な少なさとなっている。
通行止めになった距離と時間をかけて算出する「通行止量」をみると、今冬は4・5万キロ・時間だった。前年同期は21・6万キロ・時間、前年までの3年間の平均値は14・8万キロ・時間となっており、今冬は大幅に少ない。