東急ホテルズの宿泊予約HPに中国、韓国語版を新設
全国約50か所で展開する東急ホテルズ(東京)は、宿泊予約のホームページに、従来の英語版に加え、新たに中国、韓国語版を新設したと発表した。
両国からの観光需要が増えているためで、予約の獲得とともに、アジアでの知名度の向上を目指す。旅行会社では、JTBも年内に中国、韓国語版のホームページを開設する予定で、ネット上でのアジアの観光客誘致が熱を帯びてきた。
東急ホテルズは、中国語の簡体字と繁体字を使ったホームページを別々に用意し、中国本土だけでなく、台湾、香港やその他の国で暮らす華僑にも対応した。東京ディズニーランドのある千葉県浦安市など、アジアの観光客に人気のエリアにあるホテルを日本地図から選べるようにした。05年から同様の取り組みを行っているニューオータニ(東京)では、韓国などの旅行者の利用が増えたという。