オムニチュアが日本市場強化、Web 解析最新版とキーワード広告自動入札ツールを発売
オムニチュアは22日、日本における事業戦略説明会を開催した。同社は今月中に主力の Web 解析サービス「SiteCatalyst」の最新版に加え、リスティング広告の自動入札ツール「SearchCenter」を新たにリリースする。今夏にも新製品が追加される予定で、2007年は日本市場の事業強化が本格的に進められる模様だ。
米国 Omniture は、Web 解析に代表される、オンラインビジネス最適化分野の大手。同社が提供するサービスは世界70か国以上、1,500以上のサイトで利用されているという。日本では基本的に米国を追随していく戦略だ。「Blog や RSS など、米国と日本に差はほとんどない。米国の事例を参考にしながら、日本特有のニーズに合わせて事業を展開していきたい」と日本法人代表の尾辻氏は語る。
日本では2005年4月にサービス開始、これまでにオールアバウトやカカクコム、楽天など100社以上の導入実績を持つ。「今回の事業強化により、顧客数を最低でも2倍に増やしたい」(尾辻氏)。現在は日本の顧客のほとんどが SiteCatalyst を利用している。今後はオーバーチュアの新プラットフォーム“Panama”の日本展開をきっかけとして、Serch Center の需要増にも期待しているという。
Web 解析サービスの最新版「SiteCatalyst 13」は、社内での複数ユーザーでの利用を想定した、エンタープライズ向けの管理機能の強化が特徴。担当者ごとにそれぞれ異なるダッシュボードを用いて、必要な情報のみを収集できるようになった。これまでセキュリティ、使いやすさの両面から閲覧制限・管理機能の充実が求められていたという。
自動入札ツールである SearchCenter は、複数のサーチエンジン、大量のキーワードの管理を、人工知能を使って最適化するもの。リスティング広告の掲載順位管理、キーワードごとの入札価格設定、ROI のリアルタイム算出を、SiteCatalyst との同一プラットフォーム上で行うことができる。
2007年夏には次世代アクセス解析ツール「Discover 2」もリリースされる。「より視覚的に、よりわかりやすく、より具体的なアクションに繋がりやすく」(尾辻氏)したインターフェイスが特徴だ。
そのほか、今後発売予定の新製品として、他社の最適化サービスの API と連携する解析サービス「Genesis」、サイト訪問者の行動をトラッキングするターゲティングサービス「Touch Clarity」も紹介された。
オムニチュアは今後もオンラインビジネスの最適化に関わる製品群を随時ローカライズし、日本市場に注力していく方針だという。