「ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺」がオープン
「ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺」が29日9時30分にオープンした。8時30分の時点ですでに約1,000人が開店を待つなど、幸先の良い出足となった。
ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺は、延床面積2万1,000平方mの商業施設「ヨドバシ吉祥寺」の2/3のスペースを占有する大型カメラ・家電量販店。地下1階から5階までに展開する同店の延床面積は約1万4,000平方mで、取扱商品点数は約70万アイテム。6階から8階は専門店とレストラン街が展開する。地下には150台収納可能な駐車場も完備している。 オープンを記念して、通常の10%ポイント還元に3%の特別ポイントの上乗せを実施する。また、オープン記念価格の商品なども取りそろえる。なお、実施期間は未定。
開店に当たっての広告チラシは開店当日の吉祥寺駅前でのみ配布され、開店情報は27日に公開された同社のWebサイトによる告知のみだったという。それでも、オープン前日夜から来場者が列を作った。列の先頭で開店を待っていた男性によれば28日の23時より並んでいたという。
9時30分に店舗正面右側の扉が開放され、ヨドバシ吉祥寺は開店した。興奮ぎみの来場者は、急ぎ足で入店を開始した。9時37分には約1,000人の来場者の入店が完了し、正面ゲートが開放されたことにより入場制限は解かれた。
デジタルカメラは2階で販売される。2階の約2/3のスペースがカメラ関係のスペースとして占有されていた。デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、フィルムカメラ、レンズ、記録メディア、三脚、カメラバッグ、プリンタ、コンパクトデジタルカメラ用水中ハウジングなどのコーナーに分けられていた。また、外国からの買い物客に対応するために海外仕様の製品を販売するコーナーも設けられていた。
人気は、本日から発売されるデジタル一眼レフデジタルカメラ「E-510」やコンパクトデジタルカメラに集中していた。また、三脚やカメラバッグなどの撮影用品の品揃えが豊富との印象を得た。
売場ではカメラとの同時購入で、タムロン製交換レンズのAF 18-250mm F3.5-6.3 Di II LD Aspherical (IF )Macro(Model A18)とAF 18-200mmF3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical (IF) Macro (Model A14)の割引、レキサー製のCFやSDメモリーカードの割引、ベルボン製の三脚の割引、HP製のプリンタの割引や、フィルムカメラとデジタルカメラの下取りが行なわれていた。
オープン記念価格の適用商品として、デジタル一眼レフでは、ソニーα100(ボデイ、レンズキット、Wズームキット)、ニコンD200(ボデイ、レンズキット)/D40x(ボデイ、レンズキット)/D40(ボデイ、レンズキット)、富士フイルムFinePix S5 Pro、ペンタックスK100D(ボデイ、レンズキット)/K10D(ボデイ、レンズキット)など、コンパクトデジタルカメラではオリンパスμ780、カシオEXILIM ZOOM EX-Z1200、パナソニックLUMIX DMC-FX100、富士フイルムFinePix Z5fd、リコーCaplio GX100などが用意されていた。
また、デジタルカメラとHPのプリンタを同時に購入すると、HPロゴ入りのキャンプ用テーブルや扇子などがもらえるクジに挑戦できる。
ヨドバシカメラ吉祥寺は年中無休。営業時間は9時30分~22時。住所は武蔵野市吉祥寺本町1-19-1。最寄りの駅はJR中央線吉祥寺駅、または京王井の頭線吉祥寺駅。なお、6階から8階の専門店とレストラン街は、7月6日のグランドオープンに合わせて営業を開始する。
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